週明け24日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比140.74ポイント(0.53%)高の26846.83ポイントと反発し、本土企業株で構成されるH株指数が33.82ポイント(0.31%)高の10820.95ポイントと3日ぶりに反発した。ハンセン指数は約2年1カ月ぶりの高値水準を切り上げている。売買代金は791億2700万香港ドルとやや縮小した(21日の売買代金は851億3700万香港ドル)。



本土マネーの流入が追い風。上海・香港間の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引開放)を通じた取引では、香港株の大幅買い越しが続いている。寄り付き直後は小安く推移したものの、本土株の上昇につれて程なくプラスに転じた。中国本土では、中国人民銀行(中央銀行)の資金供給が買い材料視されている。人民銀は24日、リバースレポを実施し、計3500億人民元(約5兆7370億円)を市場に供給した。1日当たりの供給規模としては、今年1月18日以来、約半年ぶりの大きさ。本日満期を迎える過去実施分との差し引きでは、2200億人民元の供給超となった。



ハンセン指数の構成銘柄では、民間自動車メーカーの吉利汽車HD(175/HK)が5.9%高、インフラ投資会社の長江基建集団(長江インフラ:1038/HK)が3.7%高、マカオ・カジノの銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が3.6%高と上げが目立った。



H株金融セクターもしっかり。新華人寿保険(1336/HK)が4.8%、中国信達資産管理(1359/HK)が2.8%、中国銀河証券(6881/HK)が1.1%、中国建設銀行(939/HK)が0.9%ずつ上昇した。



一方、ゼネコンやセメント、建機などのインフラセクターはさえない。中国鉄建(1186/HK)が1.9%安、中国交通建設(1800/HK)が1.5%安、安徽海螺水泥(安徽コンチセメント:914/HK)が2.1%安、中国建材(3323/HK)が1.5%安、中国龍工HD(3339/HK)が1.5%安、中聯重科(1157/HK)が1.2%安で引けた。





本土市場は反発。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.39%高の3250.60ポイントで前場の取引を終えた。金融株が相場けん引。有料道路株、自動車株、不動産株、運輸関連株、消費関連株なども買われた。



【亜州IR】