27日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比2.11ポイント(0.06%)高の3249.78ポイントと続伸した。上海A株指数も上昇し、2.16ポイント(0.06%)高の3403.52ポイントで取引を終えた。



新興株指数の急伸が投資家心理を改善させる。今月中旬に急落し深セン・創業板指数は、下値圏でもみ合っていたが、この日は3.6%高と急反発した。今月に入り買われていた金融株などに上値の重さがみられたことで、成長性の高いベンチャー株に循環物色の矛先が向かったとみられる。中国景気の先行き楽観が強まったことも、新興銘柄が選好された一因。足元の経済指標改善が改めて意識された。



業種別では、ITハイテク関連の銘柄が高い。金融機関向けソフト開発会社の恒生電子(600570/SH)が7.1%、システム開発の用友軟件(600588/SH)が6.5%、電子部品メーカーの環旭電子(601231/SH)が2.4%ずつ上昇した。バイオ医薬関連株やメディア関連株も上げが目立つ。自動車株や海運株も買われた。



半面、時価総額上位の金融株はさえない。中国工商銀行(601398/SH)が1.3%安で引けた。前日に買われた非鉄株も売られる。ゼネコン株や石炭株も安い。



外貨建てB株相場は値上がり。上海B株指数が1.54ポイント(0.47%)高の331.36ポイント、深センB株指数が4.03ポイント(0.34%)高の1177.70ポイントで終了した。



【亜州IR】