2日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数は前日比67.15ポイント(0.24%)高の27607.38ポイント、本土企業株で構成されるH株指数は31.29ポイント(0.28%)高の11055.42ポイントとそろって3日続伸した。ハンセンは約2年2カ月ぶりの高値水準を切り上げている。売買代金は1048億3400万香港ドルと高水準が続いた(1日の売買代金は1032億8700万香港ドル)。



海外株高が追い風。昨夜の米株市場では、NYダウが連日で史上最高値を更新し、ナスダック指数は4日ぶりに反発した。本土マネーの流入期待も強まっている。中国本土・香港間の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引開放)を通じた取引では、香港株の買い越し額が高水準で推移している。



ハンセン指数の構成銘柄では、香港拠点の銘柄群が高い。不動産開発などの九龍倉集団(ワーフ・ホールディングス:4/HK)が5.7%、香港財閥系コングロマリットの長江和記実業(旧長江実業:1/HK)が3.1%、域内大手行の恒生銀行(ハンセン銀行:11/HK)が2.8%ずつ上昇した。小型電子部品メーカー大手の瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス:2018/HK)も4.8%高と急伸。米アップルが4〜6月期決算を公表し、2四半期連続の増益を確保したことが好感された。アップルに部品供給する瑞声科技にも、業績に対する期待感が強まっている。



H株証券セクターも上げが目立つ。海通証券(6837/HK)が4.7%、華泰証券(HTSC:6886/HK)が3.9%、中信証券(6030/HK)が3.6%、中国銀河証券(6881/HK)が2.9%ずつ上昇した。



半面、マカオ・カジノセクターはさえない。澳門博彩HD(SJMホールディングス:880/HK)が5.7%安、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が1.3%安、金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が1.2%安と値を下げた。澳門博彩が中間期の1割減益を報告したことがセクター全体の重しとなっている。



本土市場は6日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.23%安の3285.06ポイントで取引を終えた。ゼネコン株が安い。自動車株や発電株、消費関連株、ITハイテク関連株、石油関連株なども売られた。



【亜州IR】