8日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比17.94ポイント(0.55%)高の3289.99ポイントと5日ぶりに反発した。上海A株指数も上昇し、18.76ポイント(0.55%)高の3445.63ポイントで取引を終えている。



中国貿易統計の上振れが好感された。昼前に公表された今年11月の輸出入統計では、輸出の伸び率が前年同月比10.3%増(市場予想は2.0%増)、輸入が15.6%増(同12.5%増)と拡大したことが判明。輸出拡大を背景に、中国景気の先行きも楽観されている。金融市場の監督管理強化など不安材料がくすぶるなか指数は小安く推移していたものの、統計発表後に買い安心感が広がった。



業種別では、景気動向に敏感な素材株の上げが目立つ。宝山鋼鉄(600019/SH)が1.7%高、洛陽モリブデン(603993/SH)が3.5%高、華新水泥(ファシン・セメント:900933/SH)が2.9%高で引けた。保険株も高い。中国平安保険(601318/SH)が4.2%上昇した。ITハイテク関連株やバイオ医薬関連株、消費関連株、自動車株、運輸株なども買われている。

他の個別株動向では、スーパーチェーンの永輝超市(601933/SH)が前場にストップ高し、後場から株式売買を一時停止した。中国のインターネットサービス最大手、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が同社の傘下スーパーに出資すると報じられている。傘下の生鮮食品スーパーマーケット「超級物種」に出資する計画で、詳細は2週間以内に発表される運びという。



外貨建てB株相場も値上がり。上海B株指数が2.78ポイント(0.83%)高の335.35ポイント、深センB株指数が16.11ポイント(1.44%)高の1137.56ポイントで終了した。



【亜州IR】