週明け12日の中国本土市場は大幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比86.39ポイント(2.64%)高の3358.47ポイントと続伸した(上海A株指数は2.64%高の3519.84ポイント)。約1カ月ぶりの高値水準を回復する。



政策期待で買われる流れ。国務院は11日、「深センが中国の特色ある社会主義先行モデル地区を建設するための総合改革テスト実施法案(2020〜25年)」を発表し、金融・資本市場改革などを推進していく方針を打ち出した。また、国営メディアによれば、今週14日に「深セン経済特区」設立の40周年記念式典が開かれ、習近平・国家主席が出席し、重要講話を行う予定という。域外マネーの流入もプラス。中国・香港間の相互取引スキームを通じた9日と12日の売買では、香港経由の本土株売買が大幅な買い越しとなっている。(亜州リサーチ編集部)





金融株が相場をけん引。中国人寿保険(601628/SH)が4.5%高、中国平安保険(601318/SH)が3.8%高、招商銀行(600036/SH)が3.8%高、興業銀行(601166/SH)が3.5%高で引けた。



ITハイテク関連株も急伸。半導体製造装置メーカー大手の中微半導体設備上海(688012/SH)が8.0%高、半導体組立・検査で中国トップの江蘇長電科技(600584/SH)が6.4%高、インターネット・セキュリティーの三六零安全科技(601360/SH)が5.6%高で取引を終えた。また、ベンチャー企業株で構成される深セン創業板指数は3.9%高と他の指数をアウトパフォームしている。そのほか、消費関連株、自動車株、医薬品株、インフラ関連株、不動産株、資源・素材株、医薬品株などが買われた。



外貨建てB株相場も値上がり。上海B株指数が4.60ポイント(1.83%)高の255.74ポイント、深センB株指数が7.80ポイント(0.82%)高の954.64ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)