5日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比42.69ポイント(1.30%)高の3320.13ポイントと4日続伸した(上海A株指数は1.30%高の3479.81ポイント)。





投資家心理が上向く流れ。第14次5カ年計画(2021〜25年)や2035年までの長期目標などに関する基本方針が確認されたことで、中国の政策に対する期待感が高まっている。人民元高の進行も追い風。この日の上海外国為替市場では元高の動きが加速し、足元では約2年4カ月ぶりの水準で推移している。通貨高を背景に、海外マネーの流入が続くとみられた。また、米大統領選でバイデン氏が優勢と伝わる中、同氏の政策スタンスにより、米中通商対立が緩和されるとの思惑も流れている。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、ハイテク関連の上げが目立つ。通信機器メーカーの東方通信(600776/SH)がストップ高、フィンテック中国大手の恒生電子(600570/SH)が5.7%高、電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が3.8%高で引けた。次期5カ年計画では、内需拡大に注力するほか、先端技術の内製化を進める方針などが明示されている。





食品飲料や小売など消費関連株も高い。民営有力スーパーの永輝超市(601933/SH)が4.4%、醤油メーカー中国大手の仏山市海天調味食品(603288/SH)が4.0%ずつ上昇した。自動車株も急伸。東風汽車(DFAC:600006/SH)がストップ高、上海汽車集団(600104/SH)が8.2%高で取引を終えた。そのほか、海運株、不動産株、素材株、公益株、医薬品株、金融株など幅広く買われている。





外貨建てB株相場も値上がり。上海B株指数が3.91ポイント(1.61%)高の247.22ポイント、深センB株指数が12.59ポイント(1.33%)高の959.62ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)