7日の香港市場は、主要58銘柄で構成されるハンセン指数が前日比112.24ポイント(0.40%)安の27960.62ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が119.76ポイント(1.17%)安の10149.84ポイントとそろって7日続落した。売買代金は1565億6000万香港ドルとなっている(6日は1448億5800万香港ドル)。





相次ぐ規制の動きが懸念される流れ。中国国務院は6日、海外の株式市場に上場する中国企業への監督・管理を強化するスタンスを明らかにした。また、中国証券監督管理委員会は5日、証券市場管理の厳格化方針を表明している。中国政府はこれまでにも、プラットフォームを有するネット企業に対する締め付けを強めていた。(亜州リサーチ編集部)





ネット株に売りが先行。快手科技(クアイショウ・テクノロジー:1024/HK)が3.4%安、百度集団(バイドゥ:9888/HK)が2.2%安、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が1.9%安、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)が1.7%安、美団(メイトゥアン:3690/HK)が1.3%安で引けた。百度とテンセント、アリババは米市場にADRで上場している。





中国不動産セクターも安い。龍湖集団HD(960/HK)が2.1%、雅居楽集団HD(3383/HK)が2.0%、碧桂園HD(2007/HK)が1.8%、万科企業(2202/HK)が1.2%ずつ下落した。





半面、海運セクターは高い。中遠海運HD(1919/HK)が9.8%、太平洋航運集団(2343/HK)が4.8%、東方海外(316/HK)が4.3%、海豊国際HD(SITCインターナショナル・ホールディングス:1308/HK)が1.8%ずつ上昇した(海豊は上場来高値を更新)。





太陽光や風力など再生可能エネルギー発電の関連銘柄群も物色される。福莱特玻璃集団(フラット・グラス・グループ:6865/HK)が12.3%、新特能源(シンター・エナジー:1799/HK)が8.8%、中国水発興業能源集団(旧社名・中国興業太陽能技術HD:750/HK)が7.5%高、信義光能HD(968/HK)が5.5%高、龍源電力集団(916/HK)が3.3%高、新疆金風科技(2208/HK)が2.7%高、中国高速伝動設備集団(658/HK)が1.8%高と値を上げた。





一方、本土市場は反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.66%高の3553.72ポイントで取引を終了した。医薬品株が高い。ハイテク株、消費関連株、非鉄株、証券株、運輸株、軍事関連株なども買われた。半面、石油・石炭株は安い。不動産株、公益株、銀行・保険株も売られた。



亜州リサーチ(株)