24日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比25.29ポイント(0.69%)安の3618.05ポイント(上海A株指数は0.69%安の3791.82ポイント)と反落した。





新型コロナウイルス感染拡大の影響が不安視される流れ。中国中部の陝西省西安市では23日、コロナ感染が集中したことにより、事実上のロックダウン(都市封鎖)が始まった。西安市では、足もとでも感染拡大が続いている。一部の工場では、生産調整により製品出荷が遅れるとの見通しが示された。経済活動の縮小が改めて危ぐされている。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、自動車の下げが目立つ。長城汽車(601633/SH)が5.2%安、安徽江淮汽車集団(江淮汽車:600418/SH)が4.4安、金杯汽車(600609/SH)が3.6%安で引けた。事実上のロックダウン措置が実施されている西安市では、自動車産業が多く集積しているだけに、サプライチェーンの分断が警戒されている。





鉄鋼や非鉄、石炭の資源・素材株も安い。馬鞍山鋼鉄(600808/SH)が2.8%、宝山鋼鉄(600019/SH)が1.6%、中国アルミ(601600/SH)が5.4%、洛陽モリブデン(603993/SH)が2.1%、中国中煤能源(601898/SH)が5.1%、陝西媒業(601225/SH)が3.8%ずつ下落した。不動産株、金融株、半導体株、海運株、インフラ関連株なども売られている。





半面、小売や酒造など消費セクターの一角は物色される。永輝超市(601933/SH)が3.3%高、重慶百貨(チョンチン・デパートメント・ストア:600729/SH)が2.7%高、貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が3.5%高で取引を終えた。公益株や医薬品株の一角も買われている。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.52ポイント(0.18%)安の281.67ポイント、深センB株指数が7.91ポイント(0.67%)安の1169.32ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)