28日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比14.14ポイント(0.39%)高の3630.11ポイント(上海A株指数は0.39%高の3804.29ポイント)と3日ぶりに反発した。





中国人民銀行(中央銀行)の資金供給スタンスが好感される流れ。人民銀は28日、リバースレポ取引を通じ、満期到来分との差引で資金1900億人民元を市場供給した。供給規模は10月下旬以来の大きさとなり、中国の短期金利も急低下した。また、人民銀は27日夜、マクロ経済を安定させるため金融政策を積極導入するとの声明を発表している。中国の新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからず、経済活動の縮小を警戒した売りが散見されたものの、指数は終盤に入り上げ幅をやや拡大した。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、ITハイテク関連の上げが目立つ。半導体モジュール設計・生産の嘉興斯達半導体(603290/SH)が4.4%高、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が2.9%高、フィンテック中国大手の恒生電子(600570/SH)が1.8%高で引けた。





消費関連株もしっかり。家電メーカーの海爾智家(600690/SH)が5.0%、白酒大手の山西杏花村フェン酒(600809/SH)が1.4%、免税店運営の中国旅遊集団中免(601888/SH)が1.2%ずつ上昇した。医薬品株、金融株、海運株なども買われている。





半面、発電株はさえない。上海電力(600021/SH)が4.6%安、大唐国際発電(601991/SH)が4.1%安、華能国際電力(600011/SH)が2.6%安で取引を終えた。エネルギー株、メディア・娯楽株、不動産株の一角も売られている。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.48ポイント(0.17%)高の 283.94ポイント、深センB株指数が3.77ポイント(0.32%)高の1174.77ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)