5日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比37.15ポイント(1.02%)安の3595.18ポイント(上海A株指数は1.02%安の3767.52ポイント)と続落した。





中国の経済活動縮小が不安視される流れ。北京冬季五輪の開催を来月に控える中、「ゼロコロナ」政策を続ける中国では、感染が集中する一部地区でロックダウンを実施している。工場操業休止による製品出荷の遅れや、サプライチェーンの混乱が危ぐされる状況だ。また、米国で長期金利が上昇基調を強める中、新興国から投資資金が流出するとの懸念もくすぶっている。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、ハイテク関連の下げが目立つ。半導体デバイスの上海韋爾半導体(WILLSEMI:603501/SH)が7.9%安、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が5.0%安、LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が4.5%安で引けた。





自動車株もさえない。安徽江淮汽車集団(江淮汽車:600418/SH)が7.3%、長城汽車(601633/SH)が3.8%、広州汽車集団(601238/SH)が1.6%ずつ下落した。公益株、資源・素材株、医薬品株、食品飲料株、インフラ関連株なども売られている。





半面、金融株はしっかり。興業銀行(601166/SH)が4.9%、招商銀行(600036/SH)が1.5%、中国平安保険(601318/SH)が2.1%ずつ上昇した。不動産株、メディア関連株、運輸株も買われている。





そのほか、通信キャリア最大手の中国移動(チャイナ・モバイル:600941/SH、941/HK)が本日、上海証券取引所に重複上場。公開価格(57.58人民元)を0.5%上回る57.88人民元で初日の取引を終了した。ザラバでは一時63.58人民元まで上昇している。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.28ポイント(0.10%)安の287.28ポイント、深センB株指数が3.21ポイント(0.27%)安の1178.43ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)