7日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比6.54ポイント(0.18%)安の3579.54ポイント(上海A株指数は0.18%安の3751.34ポイント)と4日続落した。





行動抑制の影響が不安視される流れ。国内で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、複数の地区で都市封鎖が実施されている。ゴールドマン・サックス(GS)は最新リポートで、全国的にロックダウンが実施された場合、中国の2022年国内総生産(GDP)成長率は悲観シナリオで1.5%まで鈍化する恐れがあるとの見解を示した。中国の不動産業支援スタンスなどを好感する買いがみられたものの、上値は重く、指数は終盤に入りマイナス圏に転じている。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、ITハイテク関連の下げが目立つ。携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)の聞泰科技(ウイングテック・テクノロジー:600745/SH)が2.5%安、業務ソフト開発大手の用友網絡科技(600588/SH)が2.2%安、フィンテック中国大手の恒生電子(600570/SH)が1.4%安で引けた。





発電株も安い。華能国際電力(600011/SH)が4.2%、中国核能電力(601985/SH)が3.6%、華電国際電力(600027/SH)が2.5%ずつ下落した。





酒造株もさえない。重慶ビール(600132/SH)が5.0%安、山西杏花村フェン酒(600809/SH)が2.3%安、貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が2.0%安と値を下げた。医薬品株、自動車株、防衛関連株なども売られている。





半面、不動産株は高い。新城控股集団(601155/SH)が7.2%、保利地産(600048/SH)が4.1%、金地集団(600383/SH)が3.2%ずつ上昇した。





ゼネコンや建機、建材などインフラ建設関連株もしっかり。中国中鉄(601390/SH)が4.5%高、三一重工(600031/SH)が4.0%高、安徽海螺セメント(600585/SH)が1.6%高で取引を終えた。金融株、運輸株も買われている。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.42ポイント(0.15%)安の286.64ポイント、深センB株指数が0.47ポイント(0.04%)安の1178.07ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)