12日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比29.99ポイント(0.84%)高の3597.43ポイント(上海A株指数は0.84%高の3770.09ポイント)と反発した。





物価上昇の一服が好感される流れ。朝方公表された2021年12月の中国物価統計では、消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)の上昇率がいずれも予想以上に鈍化した点が明らかにされた。過度なインフレ懸念が薄らぐ中、金融当局が緩和的な政策を継続できるとの見方が広がっている。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、消費関連の上げが目立つ。ピックアップトラック・SUV生産の長城汽車(601633/SH)が6.7%高、免税店運営の中国旅遊集団中免(601888/SH)が5.4%高、ホテル業大手の上海錦江国際酒店発展(600754/SH)が4.4%高、白酒メーカーの舎得酒業(600702/SH)が1.8%高で引けた。





ITハイテク関連株も高い。業務ソフト開発大手の用友網絡科技(600588/SH)が4.6%、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が3.1%、IC設計の上海貝嶺(600171/SH)が3.0%ずつ上昇した。資源・素材株、公益株、医薬品株、メディア関連株なども買われている。





半面、不動産株はさえない。上海世茂(600823/SH)が3.0%安、新城控股集団(601155/SH)が1.5%安、保利発展(600048/SH)が1.0%安で取引を終えた。銀行・保険株も売られている。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.61ポイント(0.21%)高の288.07ポイント、深センB株指数が4.31ポイント(0.36%)高の1187.22ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)