週明け24日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比1.54ポイント(0.04%)高の3524.11ポイント(上海A株指数は0.04%高の3693.10ポイント)と4日ぶりに反発した。





中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国人民銀行(中央銀行)の緩和スタンスが改めて材料視された。銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」の引き下げに続き、人民銀は21日に金融調節ツールの常設貸出ファシリティ(SLF)の金利も引き下げている。24日朝方は、14日物のリバースレポ取引を再開し、市場に厚めの資金を供給した。ただ、上値は重い。 新型コロナウイルス感染再拡大の警戒感が依然としてくすぶる中、指数は安く推移する場面もみられている。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、ITハイテクの上げが目立つ。パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が5.6%高、携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)の聞泰科技(ウイングテック・テクノロジー:600745/SH)が3.6%高、業務ソフト開発大手の用友網絡科技(600588/SH)が1.6%高で取引を終えた。





不動産株もしっかり。保利地産(600048/SH)が3.3%高、金地集団(600383/SH)と新城控股集団(601155/SH)がそろって1.5%高で引けた。資源・素材株、インフラ関連株、自動車株なども買われている。





他の個別株動向では、免税店運営の中国旅遊集団中免(旧社名・中国国旅:601888/SH)が3.3%高。2021年12月期(本決算)の56.2%増益が好感された。





半面、金融株はさえない。中国太平洋保険(601601/SH)が1.3%、中国人寿保険(601628/SH)が1.2%、上海浦東発展銀行(600000/SH)が0.8%ずつ下落した。医薬品株、酒造・食品飲料株、公益株、運輸株も売られている。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.96ポイント(0.33%)安の285.26ポイント、深センB株指数が0.96ポイント(0.08%)高の1175.42ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)