22日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比7.11ポイント(0.23%)高の3086.92ポイント(上海A株指数は0.23%高の3235.27ポイント)と6日ぶりに反発した。





自律反発狙いの買いが相場を支える流れ。上海総合指数は足もとで下落基調を強め、この日の取引時間中には年初来安値に接近している。値ごろ感が着目された。中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁が22日、「博鰲(ボアオ)アジアフォーラム」でビデオ演説し、新型コロナウイルス禍で打撃を受けたセクターなどの支援を重視していくと述べたことも好感されている。ただ、このフォーラムでは、習近平・国家主席が21日、「ゼロコロナ」政策の重要性を改めて強調したばかり。行動規制の長期化によって景気が冷え込むと警戒される中、買い進む動きは限定されている。(亜州リサーチ編集部)





時価総額上位の金融・エネルギー株が相場を主導。招商銀行(600036/SH)が3.0%高、中国工商銀行(601398/SH)が1.3%高、中国人寿保険(601628/SH)が2.4%高、中国石油天然気(601857/SH)が2.3%高、中国神華能源(601088/SH)が1.6%高で引けた。





不動産株もしっかり。新城控股集団(601155/SH)が3.2%、金地集団(600383/SH)が2.7%、保利地産(600048/SH)が1.5%ずつ上昇した。公益株、海運株、インフラ建設関連株なども買われている。





半面、ハイテク株は安い。半導体デバイスの上海韋爾半導体(WILLSEMI:603501/SH)が4.1%、LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が2.1%、携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)の聞泰科技(ウイングテック・テクノロジー:600745/SH)が1.5%ずつ下落した。医薬品株、消費関連株、非鉄株、防衛関連株なども売られている。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.09ポイント(1.08%)高の288.97ポイント、深センB株指数が4.54ポイント(0.43%)高の1051.53ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)