26日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比42.09ポイント(1.44%)安の2886.43ポイント(上海A株指数は1.44%安の3025.03ポイント)と続落した。約1年11カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。





新型コロナウイルス感染対応の強化が警戒される流れ。感染が多発した北京市朝陽区では、25日からコロナ検査が実施されている。また、北京市当局は25日夜、朝陽区のほかに、11の区でも検査を実施すると発表した(26日から開始)。結果次第では、上海市と同様に事実上のロックダウン(都市封鎖)に突入する恐れもある。ただ、中国経済対策の期待感が根強い中、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。中国人民銀行(中央銀行)は26日、穏健な金融政策で実体経済を支える方針を改めて強調し、新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた中小企業を支援する方針を示している。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、非鉄・鉄鋼の下げが目立つ。洛陽モリブデン(603993/SH)が7.4%安、中国アルミ(601600/SH)が6.3%安、江西銅業(600362/SH)が5.4%安、安陽鋼鉄 (600569/SH) と新疆八一鋼鉄 (600581/SH) がそろってストップ安で取引を終えた。





保険・証券株も安い。中国平安保険(601318/SH)が2.8%、中国人寿保険(601628/SH)が2.3%、中信建投証券 (601066/SH)が9.5%、中信証券(600030/SH)が4.7%ずつ下落した。エネルギー株、ハイテク株、自動車株、医薬品株、不動産株、公益株、運輸株、防衛関連株なども売られている。





半面、酒造・食品株はしっかり。山西杏花村フェン酒(600809/SH)が1.6%高、貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が1.4%高、仏山市海天調味食品(603288/SH)が4.5%高、内蒙古伊利実業集団(600887/SH)が1.5%高で引けた。ゼネコン株、医薬品株、銀行株も買われている。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.58ポイント(0.93%)安の275.66ポイント、深センB株指数が8.65ポイント(0.85%)安の1005.10ポイントで終了した。



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