27日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比71.86ポイント(2.49%)高の2958.28ポイント(上海A株指数は2.49%高の3100.34ポイント)と3日ぶりに反発した。





中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。国営メディアの26日報道によれば、政府は経済成長を促し、内需を拡大するため、インフラ建設を強化する方針だ。また、上海総合指数はこのところ急ピッチに下落し、前日は約1年11カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいただけに、値ごろ感も着目されている。指数は中盤から一段高となった。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、ゼネコンや建機、エンジニアリング、発電設備などインフラ投資関連の上げが目立つ。中国鉄建(601186/SH)が3.8%高、三一重工(600031/SH)が6.9%高、中国冶金科工(601618/SH)が3.7%高、中国電力建設(中国電建:601669/SH)が7.9%高で引けた。





非鉄や鉄鋼、セメントの素材株も物色される。洛陽モリブデン(603993/SH)が5.9%高、中国アルミ(601600/SH)が5.4%高、重慶鋼鉄(601005/SH)が4.2%高、安徽海螺セメント(600585/SH)が4.9%高と値を上げた。





ハイテク株も急伸。半導体デバイスの上海韋爾半導体(WILLSEMI:603501/SH)と半導体モジュール設計・生産の嘉興斯達半導体(603290/SH)がそろってストップ高、フィンテック中国大手の恒生電子(600570/SH)が9.2%高、LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が7.4%高で取引を終えた。消費関連株、エネルギー株、軍事関連株、医薬品株、運輸株、公益株なども買われている。





半面、不動産株はさえない。保利地産(600048/SH)が4.5%、金地集団(600383/SH)が3.8%、新城控股集団(601155/SH)が2.1%ずつ下落した。銀行株も売られている。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が7.54ポイント(2.73%)高の283.20ポイント、深センB株指数が7.73ポイント(0.77%)高の1012.82ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)