13日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比29.29ポイント(0.96%)高の3084.28ポイント(上海A株指数は0.96%高の3232.58ポイント)と反発した。4月22日以来、3週ぶりの高値水準を回復している。





中国経済対策の期待感が高まる流れ。中国人民銀行(中央銀行)の副総裁は12日、貸出金利をさらに引き下げることに言及し、政策金利の引き下げを示唆した。新型コロナウイルス禍による景気腰折れを回避するため、このところ政府関係部局は雇用やインフラ投資、産業支援、消費振興などに向けた対策を相次ぎ発表している。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、不動産が高い。新城控股集団(601155/SH)が7.0%、保利地産(600048/SH)が6.4%、緑地HD(600606/SH)が4.5%、信達地産(600657/SH)が4.3%ずつ上昇した。





自動車株も上げが目立つ。長城汽車(601633/SH)がストップ高、広州汽車集団(601238/SH)が9.2%高、上海汽車集団(SAIC:600104/SH)が5.1%高で取引を終えた。





石炭株もしっかり。中国神華能源(601088/SH)が7.5%高、エン鉱能源(600188/SH)が5.1%高、中国中煤能源(601898/SH)が4.7%高と値を上げた。金融株、公益株、素材株、海運株、インフラ関連株、食品飲料株の一角なども買われている。





半面、ITハイテク関連株はさえない。LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が2.8%安、金融機関向けセキュリティーソフトの深セン市金証科技(600446/SH)が1.2%安で引けた。空運株、軍事関連株も売られている。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.33ポイント(1.16%)高の290.53ポイント、深センB株指数が13.23ポイント(1.28%)高の1044.48ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)