20日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比49.60ポイント(1.60%)高の3146.57ポイント(上海A株指数は1.60%高の3297.33ポイント)と続伸した。約1カ月ぶりの高値水準を切り上げている。





前日の好地合いを継ぐ流れ。経済対策に対する期待感が持続し、投資家のリスク選好を強めている。中国人民銀行(中央銀行)が朝方公表した銀行貸し出しの指標となる5月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、1年物が3.70%と前月から据え置かれたものの、5年物は4.45%と予想(4.55%)以上に前月(4.60%)から引き下げられた。住宅ローンの金利設定や製造業など中長期融資に影響を与える5年物が予想以上に引き下げられたことで、市場からは「当局は景気重視のスタンスを明確化した」との声も聞かれている。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、消費関連の上げが目立つ。自動車の安徽江淮汽車集団(600418/SH)が5.6%高、免税店の中国旅遊集団中免(601888/SH)が4.7%高、家電の海爾智家(600690/SH)が3.1%高、化粧品の上海家化聯合(600315/SH)が2.7%高、酒造の貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が2.5%高で引けた。





金融株も高い。招商銀行(600036/SH)が5.1%、興業銀行(601166/SH)が2.1%、中国平安保険(601318/SH)が2.4%ずつ上昇した。エネルギー株、素材株、運輸株、インフラ関連株、医薬品株、公益株、ハイテク株なども買われている。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が5.04ポイント(1.70%)高の302.12ポイント、深センB株指数が19.18ポイント(1.81%)高の1081.54ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)