1日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比4.27ポイント(0.13%)安の3182.16ポイント(上海A株指数は0.13%安の3334.46ポイント)と6日ぶりに反落した。





売り圧力が意識される流れ。上海総合指数は前日まで急ピッチに5日続伸し、足もとで約1カ月半ぶりの高値水準を回復していた。中国景気の鈍化懸念もくすぶる。取引時間中に公表された5月の財新中国製造業PMI(民間集計)は48.1にとどまり、市場予想に届かなかった。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、消費関連の下げが目立つ。小売グループの王府井集団(600859/SH)が2.0%安、スーパーマーケットの上海百聯集団(600827/SH)が1.9%安、化粧品の上海家化聯合(600315/SH)が1.7%安、乳製品の内蒙古伊利実業集団(600887/SH)と酒造の青島ビール(600600/SH)がそろって1.2%安で引けた。





発電株もさせない。華能国際電力(600011/SH)が2.8%安、国電電力発展(600795/SH)が2.5%安、中国核能電力(601985/SH)が1.5%安で引けた。医薬品株、ハイテク株、素材株、金融株なども売られている。





半面、自動車株は急伸。東風汽車股フン(DFAC:600006/SH)がストップ高、広州汽車集団(601238/SH)が6.3%高、金杯汽車(600609/SH)が2.9%高、上海汽車集団(SAIC:600104/SH)が2.7%高で取引を終えた。産業支援の動きを好感。中国の工業情報化部、農業農村部、商務部、国家能源局は5月31日、新たな「NEV下郷」キャンペーンを実施すると発表した。商用車メーカーの東風汽車股フンについては、東風汽車集団(489/HK)による子会社化計画も引き続き刺激材料。発表によれば、商用車事業のレイアウトを向上させる考えだ。そのほか、メディア関連株、不動産株、海運株、防衛関連株も買われている。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が4.78ポイント(1.55%)安の303.88ポイント、深センB株指数が1.26ポイント(0.11%)安の1099.55ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)