7日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比5.39ポイント(0.17%)高の3241.76ポイント(上海A株指数は0.16%高の3396.54ポイント)と3日続伸した。約2カ月ぶりの高値水準を切り上げている。





中国景気の持ち直しが期待される流れ。中国で経済活動が再開しつつあることや、当局の財政・金融政策に対する期待感が投資家心理を上向かせている。また、産業統制の動きが一巡したとの見方もプラス。配車サービス中国大手の滴滴出行(DIDI/NYSE)など3社に対し、中国当局がサイバーセキュリティ問題を巡る調査を近く終了するもよう——と伝わっている。早ければ今週中にも、新規ユーザーの登録禁止措置を解除する見込みという。ただ、上値は重い。指数はこのところの上昇ピッチが速かったこともあり、売り圧力が意識されている。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、消費関連の上げが目立つ。食品の仏山市海天調味食品(603288/SH)が5.9%高、酒造の山西杏花村フェン酒(600809/SH)が3.4%高、免税店の中国旅遊集団中免(601888/SH)が2.1%高、小売の王府井集団(600859/SH)が1.6%高で引けた。





医薬品株も高い。広州白雲山医薬集団(600332/SH)が4.0%、ショウ州片仔コウ薬業(600436/SH)が3.6%、上海医薬集団(601607/SH)が3.1%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が2.2%ずつ上昇した。





金融株もしっかり。中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)が1.8%高、興業銀行(601166/SH)が1.7%高と値を上げた。不動産株、エネルギー株、海運株なども買われている。





半面、自動車株は安い。長城汽車(601633/SH)が3.5%、上海汽車集団(SAIC:600104/SH)が2.4%ずつ下落した。ハイテク株、公益株、素材株も売られている。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.59ポイント(0.85%)高の308.26ポイントに上昇する半面、深センB株指数は0.51ポイント(0.05%)安の1122.50ポイントに下落した。



亜州リサーチ(株)