【ブラジル】ボベスパ指数 107093.71 -1.18%

6日続落、欧米の金融引き締めを警戒10日のブラジル株式市場は6日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1612.48ポイント安(-1.51%)の105481.23で取引を終了した。107092.37から104647.59まで下落した。



売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。欧米の金融引き締めスタンスが嫌気され、外資の流出懸念が一段と強まった。国内では、追加の利上げ観測が圧迫材料。翌週16日に開催される金融政策決定会合では、政策金利が12.75%から13.25%まで引き上げられると予測されている。一方、原油など資源価格の高止まりが指数をサポートしている。



【ロシア】MICEX指数 2293.99 -1.07%

10日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比8.47ポイント安(-0.37%)の2285.52で取引を終了した。2296.10から2273.95まで下落した。



おおむねマイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を拡大させた。通貨ルーブル高進行で輸出企業に売り圧力が強まった。また、欧米による追加の経済制裁懸念が根強いことも圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。予想以上の利下げ実施が指数を下支えした。ロシア中央銀行は10日、政策金利を11.00%から9.50%に引き下げると発表。市場予想を1.00%の利下げだった。



【インド】SENSEX指数 54303.44 -1.84%

10日のインドSENSEX指数は反落。前日比1016.84ポイント安(-1.84%)の54303.44、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同276.30ポイント安(-1.68%)の16201.80で取引を終えた。



大幅安で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。一部の市中銀行が貸出金利を引き上げていることが嫌気された。これに伴う企業の資金調達コストが増加すると警戒されている。経常赤字の拡大なども圧迫材料。2021年度の経常赤字は438億米ドル(約5兆8692億円)となり、3年ぶりの高水準を記録した。



【中国本土】上海総合指数 3284.83 +1.42%

10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比45.88ポイント高(+1.42%)の3284.83ポイントと反発した。3月11日以来、約3カ月ぶりの高値水準を終値で回復している。



中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。世界銀行や経済協力開発機構(OECD)など、有力シンクタンクが経済見通しを相次ぎ引き下げるなか、中国政府は景気腰折れを回避するための対策を強めるとの見方が広がっている。取引直後に5月の中国物価統計が公表され、懸念されるほどインフレが進行していなかった点も買い安心感につながった。消費者物価指数(CPI)がプラス2.1%となり、上昇率は市場予想をやや下回っている。一方、生産者物価指数(PPI)はプラス6.4%と予想通りだった。欧米の金融引き締めなどを嫌気した売りが先行したものの、下値は堅く、指数は上げ幅を広げている。