16日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比20.02ポイント(0.61%)安の3285.39ポイント(上海A株指数は0.60%安の3442.85ポイント)と3日ぶりに反落した。





利益確定売りが広がる流れ。上海総合指数はこのところ急ピッチに上昇し、足もとでは約3カ月ぶりの高値水準を切り上げていた。原油安も重し。需要減の警戒感で、昨夜のWTI原油先物は3.0%安と急落した。米金融当局が大幅利上げを決定する中、景気が落ち込むとみられている。中国経済対策の期待感などが持続し、指数は高く推移していたものの、中盤からマイナスに転じた。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、エネルギー関連の下げが目立つ。エン鉱能源(600188/SH)が6.1%安、中国神華能源(601088/SH)が3.9%安、中国石油天然気(601857/SH)が3.4%安、中海油田服務(601808/SH)が3.0%安で取引を終えた。





金融株も安い。中国人民保険集団(601319/SH)が6.3%、中国人寿保険(601628/SH)が3.1%、南京銀行(601009/SH)が3.6%、中信建投証券(601066/SH)が7.8%ずつ下落した。不動産株、公益株、自動車株、海運株なども売られている。





半面、ハイテク株は急伸。IC設計の上海貝嶺(600171/SH)がストップ高、LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が5.0%高、携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)の聞泰科技(600745/SH)が2.9%高、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が2.2%高で引けた。医薬品株、軍事関連株、空運株なども買われている。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.97ポイント(0.31%)安の305.65ポイント、深センB株指数が1.69ポイント(0.15%)高の1148.35ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)