24日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比29.60ポイント(0.89%)高の3349.75ポイント(上海A株指数は0.89%高の3510.59ポイント)と続伸した。3月7日以来、約3カ月半ぶりの高値水準を終値ベースで回復している。





前日の好調地合いを継ぐ流れ。国内で経済活動の正常化期待が高まっているほか、当局が景気テコ入れ策を相次ぎ打ち出していることが引き続き材料視された。国務院(内閣に相当)は22日、李克強・首相の主宰で常務会議を開き、自動車消費などの支援策を強化する方針を確認。習近平・国家主席は同日、今年の経済目標を達成すると改めて表明した。また、中国人民銀行(中央銀行)の資金供給拡大も好材料。人民銀は24日、リバースレポを通じ満期分との差引で500億人民元を市中供給している。人民銀の資金供給はこのところ100億人民元にとどまり、前日は満期分との差引がゼロだった。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、ITハイテク関連の上げが目立つ。携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)の聞泰科技(600745/SH)がストップ高、薄膜コンデンサ中国最大手の廈門法拉電子(600563/SH)が4.6%高、LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が3.2%高、IC設計の上海貝嶺(600171/SH)が2.8%高で引けた。





消費関連株も高い。家電の海爾智家(600690/SH)が4.5%、酒造の貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が2.7%、化粧品の上海家化聯合(600315/SH)が2.1%ずつ上昇した。医薬品株、素材株、公益株、インフラ関連株、空運株なども買われている。





半面、不動産株は安い。格力地産(600185/SH)が5.5%、金地集団(600383/SH)と信達地産(600657/SH)がそろって2.7%、保利地産(600048/SH)が2.1%ずつ下落した。エネルギー株、銀行株、証券株も売られている。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.49ポイント(0.49%)高の303.12ポイント、深センB株指数が4.88ポイント(0.41%)高の1188.16ポイントで終了した。



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