13日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比2.83ポイント(0.09%)高の3284.29ポイント(上海A株指数は0.08%高の3441.89ポイント)と4日ぶりに反発した。





主要な経済指標の改善が好感される流れ。午後に報告された6月の中国貿易統計では、輸出の伸びが鈍化する予想に反し、前月から大幅に加速した。新型コロナウイルス感染再拡大の警戒感もやや薄らぐ。中国衛生当局が13日朝報告したところによれば、12日の1日当たり感染者数は261人にとどまり(症状のありなし両方)、300人を11日ぶりに割り込んだ。中国政府が相次ぎ景気テコ入れ策を打ち出していることも、改めて買い安心感を誘っている。貿易統計の報告が通常より遅延したことなどを懸念し、指数は弱含みで推移していたものの、発表後に再びプラス圏に浮上した。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、旅行関連の上げが目立つ。中国国際航空(601111/SH)が4.6%高、中国南方航空(600029/SH)が3.4%高、広州白雲国際機場(600004/SH)が3.5%高、国旅聯合(600358/SH)が3.0%高、上海錦江国際酒店発展(600754/SH)が1.5%高で引けた。





インフラ関連株も高い。ゼネコンの中国交通建設(601800/SH)が1.6%、建機の三一重工(600031/SH)が2.4%、発電設備の東方電気(600875/SH)が6.2%ずつ上昇した。





不動産株もしっかり。信達地産(600657/SH)が4.6%高、保利地産(600048/SH)が2.4%高、上海世茂(600823/SH)が1.8%高で取引を終えた。消費関連株、素材株、公益株、半導体株、海運株なども買われている。





半面、金融株はさえない。招商銀行(600036/SH)が3.6%安、中国工商銀行(601398/SH)が2.0%安、中国人寿保険(601628/SH)が1.5%安と値を下げた。エネルギー株、医薬品株の一角も売られている。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.61ポイント(0.53%)安の302.36ポイント、深センB株指数が15.57ポイント(1.30%)高の1215.29ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)