14日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比2.55ポイント(0.08%)安の3281.74ポイント(上海A株指数は0.08%安の3439.04ポイント)と小反落した。





不動産ローンを巡る不透明感が重し。資金不足などにより建設工事が中断した未完成住宅に関し、物件購入者による集団ローン不払いが中国各地で続出しているなどと伝えられた。不動産業界の債務リスクが改めて意識されたほか、銀行の不良債権増加につながると懸念されている。(亜州リサーチ編集部)





金融株が下げを主導。招商銀行(600036/SH)が3.7%安、興業銀行(601166/SH)が3.2%安、中国工商銀行(601398/SH)が1.1%安、中国平安保険(601318/SH)が3.3%安、中国人寿保険(601628/SH)が1.1%安で引けた。





不動産株も総じて安い。金地集団(600383/SH)が5.9%、緑地HD(600606/SH)が4.8%、上海世茂(600823/SH)が2.5%、新城控股集団(601155/SH)が2.4%ずつ下落した。エネルギー株、公益株、海運株、食品・小売株なども売られている。





半面、ITハイテク関連株は高い。光ファイバー・ケーブルメーカーの江蘇亨通光電(600487/SH)が4.1%、電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が3.9%、電子機器メーカーの国睿科技(600562/SH)が3.0%、フィンテック中国大手の恒生電子(600570/SH)が1.9%ずつ上昇した。





医薬品株も物色される。上海復星医薬集団(600196/SH)が5.4%高、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が4.2%高、北京同仁堂(600085/SH)が1.9%高で取引を終えた。自動車株、素材株、環境保護関連株、軍事関連株も買われている。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.10ポイント(0.70%)高の304.46ポイント、深センB株指数が4.79ポイント(0.39%)高の1220.07ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)