19日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比1.33ポイント(0.04%)高の3279.43ポイントと小幅に続伸した。





不動産ローン問題の不透明感後退が相場を支える流れ。資金不足などにより建設工事が中断した未完成住宅「爛尾楼(ランウェイロウ)」を巡り、各地で物件購入者による集団ローン不払いが発生している事態を重視し、中国当局は一時的なローン返済猶予を検討しているもよう——などと報じられた。ただ、上値は重い。中国などで新型コロナウイルスの感染者が増加しており、行動抑制も強化されている。実体経済に対する悪影響が危ぐされる状況だ。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、銀行・不動産の上げが目立つ。重慶銀行(601963/SH)が1.6%高、中国農業銀行(601288/SH)が1.4%高、格力地産(600185/SH)と臥龍地産(600173/SH)がそろって2.0%高で引けた。





エネルギー株もしっかり。エン鉱能源(600188/SH)が1.6%、中海油田服務(601808/SH)が1.5%、中国石油天然気(601857/SH)が1.0%ずつ上昇した。自動車株、素材株、証券株、海運株なども買われている。





半面、電力設備・発電株は安い。東方電気(600875/SH)が2.6%、特変電工(600089/SH)が1.2%、国電電力発展(600795/SH)が3.5%、華能国際電力(600011/SH)が2.5%ずつ下落した。医薬品株、半導体株、酒造株、空運株も売られている。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.79ポイント(0.26%)高の305.59ポイント、深センB株指数が2.68ポイント(0.22%)高の1227.70ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)