週明け8日の香港市場は、主要69銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比156.17ポイント(0.77%)安の20045.77ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が80.66ポイント(1.17%)安の6821.52ポイントとそろって4日ぶりに反落した。売買代金は749億2580万香港ドルと連日で低水準。半日立会を除き、今年3番目の薄商いとなっている(5日は851億7000万香港ドル)。





米金利高が警戒される流れ。先週公表された7月の米雇用統計が予想を上回る強い内容だったことを受け、米連邦準備理事会(FRB)は利上げペースを加速するとの見方が広がった。中国の新型コロナウイルス感染も不安視。新規の市中感染者数は再び増加基調となり、国内有数のリゾート地、海南省三亜市は6日、市内全域で住民らの移動制限を決定した。報道によれば、約8万人の観光客が足止めされているという。(亜州リサーチ編集部)





「ニューエコノミー」関連銘柄に売りが先行。ハンセン科技(テック)指数は1.8%安と他の指数をアンダーパフォームした。個別では、中国Eコマース最大手の阿里巴巴集団HD(9988/HK)が4.4%安、新興EV(電気自動車)メーカーの蔚来集団(9866/HK)が4.2%安と下げが目立った。





レストランチェーンなど外食関連も安い。奈雪的茶HD(2150/HK)と九毛九国際HD(9922/HK)がそろって4.8%、百勝中国HD(9987/HK)が2.4%、海倫司国際HD(9869/HK)が2.2%ずつ下落した。





管理サービスやデベロッパーの中国不動産セクターもさえない。世茂服務HD(873/HK)が4.3%安、碧桂園服務HD(6098/HK)が3.8%安、雅生活智慧城市服務(3319/HK)が3.1%安、碧桂園HD(2007/HK)が6.6%安、龍湖集団HD(960/HK)が2.9%安と値を下げた。





半面、鉄鋼セクターはしっかり。中国東方集団HD(581/HK)が4.1%高、鞍鋼(347/HK)が2.8%高、馬鞍山鋼鉄(323/HK)が1.5%高、重慶鋼鉄(1053/HK)が1.0%高で取引を終えた。





一方、本土市場は3日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.31%高の3236.93ポイントで取引を終了した。エネルギー株が高い。公益株、自動車株、インフラ関連株、軍事関連株、素材株、不動産株なども買われた。半面、旅行関連の銘柄は安い。酒造・食品飲料株、金融株も売られた。



亜州リサーチ(株)