12日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比4.78ポイント(0.15%)安の3276.89ポイントと小反落した。





中国の新型コロナウイルス感染再拡大が不安視される流れ。新規感染が足もとで急増する中、製造業の拠点が集中する複数地域でロックダウン(都市封鎖)が導入された。指標発表も気がかり。中国では週明け15日、7月の各種統計が公表される予定だ(小売売上高や鉱工業生産、固定資産投資など)。金融統計も15日までに報告される。ただ、下値は限定的。企業業績の好調に加え、中国当局の産業支援スタンスなどが相場を支えた。指数は小高く推移する場面もみられている。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、ハイテク関連の下げが目立つ。スーパーコンピュータ世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が8.8%安、半導体デバイスの上海韋爾半導体(603501/SH)が6.0%安、携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)の聞泰科技(600745/SH)が2.8%安で引けた。



自動車株も安い。安徽江淮汽車集団(600418/SH)が4.1%、広州汽車集団(601238/SH)が2.7%ずつ下落した。医薬品株、軍事関連株、銀行・証券株なども売られている。





半面、石炭株は高い。陝西煤業(601225/SH)が4.4%、エン鉱能源(600188/SH)が3.4%、中国中煤能源(601898/SH)が2.2%ずつ上昇した。石油株、不動産株、公益株、運輸株、素材株も買われている。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.59ポイント(0.19%)高の307.90ポイント、深センB株指数が0.89ポイント(0.07%)高の1264.95ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)