2日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比1.50ポイント(0.05%)高の3186.48ポイントと小幅ながら4日ぶりに反発した。





自律反発狙いの買いが相場を支える流れ。上海総合指数はこのところ急ピッチに下落し、足もとでは約1カ月ぶりの安値水準の落ち込んでいた。中国経済対策の効果も改めて期待されている。国務院(内閣に相当)は8月31日の常務会議で、先ごろ策定した19項目にわたる新たな経済対策パッケージに関し、9月上旬にも詳細を明らかにすると表明した。ただ、上値は重い。中国経済の不透明感が引き続き重しとなり、指数は安く推移する場面もみられた。国内では、新型コロナウイルス感染の防疫措置が広がっている。新規感染者数の増加を受け、四川省成都市は1日の午後6時(現地時間)から事実上のロックダウン(都市封鎖)に突入。北京市周辺や中国東北部、南部の一部地域でも行動抑制が強化された。経済活動が停滞すると懸念されている。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、ハイテク関連の上げが目立つ。通信インフラ設備メーカー大唐電信科技(600198/SH)が4.5%高、電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が2.5%高、LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が1.7%高、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が1.6%高で引けた。





発電・電力設備株も高い。華能国際電力(600011/SH)が4.2%、華電国際電力(600027/SH)が3.9%、大唐国際発電(601991/SH)が3.6%、東方電気(600875/SH)が6.1%、保定天威保変電気(600550//SH)が1.5%ずつ上昇した。素材株、インフラ関連株、自動車株、エネルギー株の一角なども買われている。





半面、不動産株は安い。新城控股集団(601155/SH)が2.2%、金地集団(600383/SH)が2.0%、保利地産(600048/SH)が1.7%、信達地産(600657/SH)が1.3%ずつ下落した。



酒造株もさえない。青島ビール(600600/SH)が3.7%安、舎得酒業(600702/SH)が3.1%安、重慶ビール(600132/SH)が3.0%安、山西杏花村フェン酒(600809/SH)が1.4%安と値を下げた。金融株、海運株、医薬品株も売られている。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.63ポイント(0.20%)高の306.80ポイント、深センB株指数が2.40ポイント(0.20%)安の1213.70ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)