週明け5日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比13.43ポイント(0.42%)高の3199.91ポイントと続伸した。





中国経済対策の景気下支え効果が期待される流れ。当局が先ごろ策定した19項目にわたる新たな経済対策パッケージに関しては、9月上旬にも詳細が公表される見通しだ。ただ、上値は重い。新型コロナウイルス感染を抑制するため、中国各地で行動制限が実施されている。経済活動停滞の長期化が危ぐされ、指数は安く推移する場面もみられた。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、エネルギー関連の上げが目立つ。エン鉱能源(600188/SH)がストップ(10.0%)高、中国神華能源(601088/SH)が6.2%高、中海油田服務(601808/SH)が3.2%高、中国石油天然気(601857/SH)が2.6%高で引けた。エネルギー価格上昇の思惑が強まっている。欧州向け天然ガスのパイプラインに新たな不具合が発生し、稼働再開が無期限延期となった。欧州の天然ガス相場は急騰し、時間外取引のWTI原油先物も大幅続伸している。





発電・電力設備株も高い。華電国際電力(600027/SH)が4.3%、華能国際電力(600011/SH)が3.7%、東方電気(600875/SH)が6.6%、上海電気集団(601727/SH)が1.9%ずつ上昇した。不動産株、素材株、ゼネコン株、金融株なども買われている。





半面、消費関連株はさえない。食品の仏山市海天調味食品(603288/SH)が2.2%、酒造の貴州茅台酒(600519/SH)が2.1%、ホテル業の上海錦江国際酒店発展(600754/SH)が2.0%、自動車の長城汽車(601633/SH)が1.5%ずつ下落した。医薬品株、ハイテク株も売られている。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.25ポイント(0.73%)高の309.04ポイント、深センB株指数が10.39ポイント(0.86%)安の1203.31ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)