22日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比8.27ポイント(0.27%)安の3108.91ポイントと続落した。





人民元安の進行、資金の海外流出が警戒された。が嫌気される流れ。米金融当局が積極利上げを継続すると警戒される中、22日の上海外国為替市場で対米ドルの人民元は一時、2年3カ月ぶりの元安水準に落ち込んだ。米ドル高の勢いが止まらず、元安が更に進む恐れもある。国際機関や大手投資銀行が中国のGDP成長見通しを相次ぎ引き下げたことも不安視された。ただ、大きく売り込む動きはみられない。このところの下落基調を受け、値ごろ感が着目されているほか、中国の経済活動正常化や景気テコ入れ策に対する期待感も支えとなっている。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、不動産の下げが目立つ。新城控股集団(601155/SH)が3.6%安、金地集団(600383/SH)が3.3%安、保利地産(600048/SH)が1.7%安、信達地産(600657/SH)が1.5%安で引けた。





消費関連株も安い。ホテル・観光の北京首旅酒店(600258/SH)が3.6%、自動車の広州汽車集団(601238/SH)が3.3%、小売の豫園商城(600655/SH)が2.9%、家電の海爾智家(600690/SH)が2.5%、酒造の舎得酒業(600702/SH)が1.6%、食品の仏山市海天調味食品(603288/SH)が1.3%ずつ下落した。医薬品株、公益株、金融株、物流株、素材株なども売られている。





半面、エネルギー株はしっかり。陝西煤業(601225/SH)が3.6%高、中国石油化工(600028/SH)が3.3%高、中国石油天然気(601857/SH)が2.1%高と値を上げた。タンカーの中遠海運能源運輸(600026/SH)も3.2%上昇している。そのほか、ハイテク株、軍事関連株も買われた。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.11ポイント(0.04%)安の308.41ポイント、深センB株指数が8.41ポイント(0.71%)安の1179.69ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)