週明け26日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比37.14ポイント(1.20%)安の3051.23ポイントと4日続落した。2022年5月以来の安値水準に落ち込んでいる。





人民元安の進行が不安視される流れ。26日の中国外国為替市場では対米ドルのオンショア人民元が一段と元安(=米ドル高)方向に進み、20年5月以来の低い水準で推移している。中国人民銀行(中央銀行)は26日、元安抑制のため、外国為替フォワード取引の準備金比率引き上げを発表したものの、元安の動きに歯止めはかかっていない。中国本土からの資金流出懸念も一段と強まった。また、欧米の積極的な利上げスタンスを受け、世界の景気後退(リセッション)も警戒されている。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、エネルギー関連の下げが目立つ。中国石油天然気(601857/SH)が6.1%安、中海油田服務(601808/SH)が4.9%安、中国神華能源(601088/SH)が2.6%安で引けた。原油安が逆風。先週末のNY市場では、WTI原油先物が5.7%安と急反落した。





非鉄や鉄鋼など素材株も安い。中国アルミ(601600/SH)が6.1%、江西銅業(600362/SH)が4.6%、馬鞍山鋼鉄(600808/SH)が4.2%、宝山鋼鉄(600019/SH)が4.1%ずつ下落した。公益株、金融株、不動産株、海運株、医薬品株、軍事関連株なども売られている。





半面、消費関連の銘柄群はしっかり。免税店の中国旅遊集団中免(601888/SH)が4.9%高、酒造の舎得酒業(600702/SH)が4.3%高、小売の王府井集団(600859/SH)が3.1%高、ホテルの上海錦江国際酒店発展(600754/SH)が2.2%高、家電の海爾智家(600690/SH)が1.8%高と値を上げた。空運株、半導体株も買われている。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が23.01ポイント(7.69%)安の276.03ポイント、深センB株指数が32.91ポイント(2.82%)安の1133.74ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)