28日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比48.80ポイント(1.58%)安の3045.07ポイントと反落した。約4カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいる。





連日の人民元急落が懸念される流れ。28日の上海為替市場で対米ドルのオンショア人民元は7.20人民元を超え、2008年2月以来の元安水準で推移している。中国からの資金流出も警戒された。中国景気の先行きも不安視。国際機関や投資銀行は相次ぎ、中国経済成長率見通しを下方修正している。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、自動車の下げが目立つ。安徽江淮汽車集団(600418/SH)が6.7%安、東風汽車(600006/SH)が3.8%安、広州汽車集団(601238/SH)が3.6%安、長城汽車(601633/SH)が4.4%安で取引を終えた。





ハイテク株も安い。携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)の聞泰科技(600745/SH)とパワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)がそろって4.0%、LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が3.4%、半導体デバイスの上海韋爾半導体(603501/SH)が2.7%ずつ下落した。





不動産株もさえない。新城控股集団(601155/SH)が4.0%安、緑地HD(600606/SH)が2.4%安、金地集団(600383/SH)が2.0%安と値を下げた。素材株、消費関連株、運輸株、インフラ関連株、公益株、軍事関連株なども売られている。





半面、銀行・保険株はしっかり。杭州銀行(600926/SH)が1.7%高、中国農業銀行(601288/SH)が0.7%高、中国人寿保険(601628/SH)が1.2%高で取引を終えた。そのほか、エネルギー株の一角も売られている。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.10ポイント(1.09%)安の280.31ポイント、深センB株指数が10.96ポイント(0.95%)安の1147.70ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)