8日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比13.32ポイント(0.43%)安の3064.49ポイントと3日ぶりに反落した。





中国経済活動の停滞が改めて不安視される流れ。国内で新型コロナウイルスの新規感染数が約半年ぶりの高水準で推移する中、複数エリアで行動抑制が強化されている状況だ。広東省の広州市海珠区では、都市封鎖が当初の11月7日までの3日間から、11日までに延長されている。新型コロナ感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策を巡っては、当局が堅持する方針を繰り返し示しているだけに、防疫措置の長期化も危ぐされた。ただ、下値は限定される。指数は、中国経済対策の期待感などで下げ渋る場面もみられた。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、消費関連の下げが目立つ。百貨店の王府井集団(600859/SH)が2.9%安、ホテル業の上海錦江国際酒店発展(600754/SH)が2.8%安、食品の仏山市海天調味食品(603288/SH)が2.5%安、酒造の貴州茅台酒(600519/SH)が1.5%安、自動車の広州汽車集団(601238/SH)が1.4%安で引けた。





医薬品株も安い。江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が3.1%、北京同仁堂(600085/SH)が3.0%、薬明康徳(603259/SH)が2.9%、上海復星医薬集団(600196/SH)が2.6%ずつ下落した。





半導体株もさえない。LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が2.7%安、半導体デバイスの上海韋爾半導体(603501/SH)が1.4%安、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が1.3%安で取引を終えた。エネルギー株、素材株、公益株、金融株、海運株、インフラ関連株なども売られている。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.84ポイント(0.63%)安の290.15ポイント、深センB株指数が0.86ポイント(0.08%)安の1114.72ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)