30日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比1.59ポイント(0.05%)高の3151.34ポイントと続伸した。9月15日以来、約2カ月半ぶりの高値水準を回復している。





経済活動持ち直しの期待が相場を支える流れ。中国の関係部局は29日引け後、新型コロナウイルス感染の防疫措置を巡り記者会見し、無秩序な防疫措置は是正する必要があり、措置の微調整は続けると強調した。徐々に規制が緩和されるとの見方が強まっている。ただ、上値は重い。寄り付き直後に公表された11月の中国製造業PMIは48.0となり、予想(49.0)以上に前月(49.2)から下降した。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、自動車株の上げが目立つ。安徽江淮汽車集団(600418/SH)が9.8%、長城汽車(601633/SH)が9.2%、広州汽車集団(601238/SH)が5.1%、上海汽車集団(600104/SH)が2.8%ずつ上昇した。購置税(車両取得税)の延長観測が流れている。





石炭株もしっかり。エン鉱能源(600188/SH)が1.7%高、中国中煤能源(601898/SH)が1.4%高、中国神華能源(601088/SH)が1.0%高で引けた。メディア関連株、運輸株、保険株なども買われている。





半面、不動産株は総じて安い。保利地産(600048/SH)が7.0%、金地集団(600383/SH)が6.2%、格力地産(600185/SH)が5.0%、新城控股集団(601155/SH)が2.9%ずつ下落した。不動産デベロッパーの資金繰り支援策が相次ぎ、前日は急伸。この日は、戻り売りに押された。そのほか半導体株、医薬品株、銀行株も売られている。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.81ポイント(0.62%)安の289.82ポイント、深センB株指数が7.50ポイント(0.66%)高の1145.64ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)