2日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比9.33ポイント(0.29%)安の3156.14ポイントと4日ぶりに反落した。





売り圧力が意識される流れ。上海総合指数はこのところ急ピッチに上昇し、足もとでは約2カ月半ぶりの高値水準を切り上げていた。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国のリオープン(経済再開)に対する期待が相場を下支えしている。指数はプラス圏で推移する場面もみられた。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、不動産の下げが目立つ。信達地産(600657/SH)がストップ(10.0%)安、上海世茂(600823/SH)が5.0%安、金地集団(600383/SH)が3.7%安、保利地産(600048/SH)が2.5%安で取引を終えている。同セクターはこのところ、相次ぐデベロッパー支援策を追い風に買いが目立っていた。信達地産などは前日までの1週間だけで、株価が4割値上がりしている。





自動車株も安い。東風汽車(600006/SH)が4.2%、安徽江淮汽車集団(600418/SH)が3.0%、長城汽車(601633/SH)が2.7%、広州汽車集団(601238/SH)が2.2%ずつ下落した。





金融株もさえない。招商銀行(600036/SH)が1.7%安、中信銀行(601998/SH)が1.2%安、中国太平洋保険(601601/SH)が1.4%安で引けた。エネルギー株、素材株、公益株、運輸株、医薬品株なども売られている。





半面、農業関連の銘柄群は物色される。甘粛省敦煌種業(600354/SH)が3.2%、新疆農業総合開発(600359/SH)が2.0%、新彊賽里木現代農業(600540/SH)が1.1%ずつ上昇した。半導体株やメディア関連株の一角も買われている。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.41ポイント(0.14%)安の290.74ポイント、深センB株指数が6.85ポイント(0.60%)高の1153.45ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)