19日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比15.87ポイント(0.49%)高の3240.28ポイントと続伸した。





中国景気の持ち直し期待が高まる流れ。国際通貨基金(IMF)のゴピナート筆頭副専務理事は18日、「中国経済は第2四半期以降に急回復する可能性がある」との見解を示した。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給もプラス。人民銀は19日、リバースレポ取引により、満期分との差引で4670億人民元を市中供給した。今週に入り、連日で大量資金を市中供給している。春節(旧正月)連休を週末に控え、資金ひっ迫を避ける狙いだ。ただ、全体としては動意を欠く。本土市場は週明け23〜27日が休場とあって、様子見ムードも漂っている。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、ITハイテクの上げが目立つ。業務ソフト開発大手の用友網絡科技(600588/SH)が3.8%高、LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が3.5%高、携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)の聞泰科技(600745/SH)が3.2%高、スーパーコンピュータ世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が2.2%高で取引を終えた。





医薬品株も高い。昆薬集団(600422/SH)が5.7%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が5.0%、人福医薬集団(600079/SH)が3.1%、薬明康徳(603259/SH)が2.9%ずつ上昇した。素材株、エネルギー株、証券株なども買われている。





半面、酒造・食品株はさえない。四川水井坊(600779/SH)が3.3%安、重慶ビール(600132/SH)が1.5%安、仏山市海天調味食品(603288/SH)が2.9%安で取引を終えた。農業関連株、銀行・保険株、公益株、自動車株も売られている。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が4.90ポイント(1.67%)高の298.05ポイント、深センB株指数が6.92ポイント(0.57%)高の1211.06ポイントで終了した。



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