【ブラジル】ボベスパ指数 104431.63 +1.47%

28日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前営業日比1508.32ポイント高(+1.47%)の104431.63で引けた。日中の取引レンジは102448.52ー104,431.63となった。



小幅安で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外市場の上昇が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、米金融不安がやや後退していることも買い安心感を与えた。ほかに、原油など資源価格の上昇が同セクター物色手掛かりとなった。



【ロシア】MICEX指数 2634.94 -0.42%

28日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比11.24ポイント安(-0.42%)の2634.94で引けた。日中の取引レンジは2608.02 - 2657.90となった。



買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。欧州連合(EU)が対ロ制裁を追加するとの観測が嫌気され、売りが優勢となった。また、メーデー連休を控え、積極的な買いも手控えられた。一方、指数の下値は限定的。原油価格や欧米市場の上昇が指数を下支えした。また、利上げの見送りなども支援材料。ロシア中央銀行は28日、政策金利を年7.5%に据え置くと発表した。



【インド】SENSEX指数 61112.44 +0.76%

28日のインドSENSEX指数は7日続伸。前日比463.06ポイント高(+0.76%)の61112.44、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同149.95ポイント高(+0.84%)の18065.00で取引を終えた。



朝方はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。前日の欧米市場の上昇に加え、本日のアジア市場が堅調な値動きを示していたことを受け、インド株も買いが広がった。また、消費者信頼感指数の改善期待なども支援材料。4月の消費者信頼感指数は前月から1.2%上昇すると予測されている。



【中国本土】上海総合指数 3323.28 +1.14%

28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比37.39ポイント高(+1.14%)の3323.28ポイントと続伸した。



前日の好地合いを継ぐ流れ。主要企業の決算報告が進む中、好業績銘柄を物色する動きが続いている。大型連休中の消費活況も期待された。中国では週末から、メーデー連休(4月29日-5月3日)がスタートする。外食や観光などの予約好調が伝わった。本土市場は1-3日が休場となる。