【ブラジル】ボベスパ指数 109029.12 +0.52%

15日のブラジル株式市場は8日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前営業日比565.27ポイント高(+0.52%)の109029.12で引けた。日中の取引レンジは108356.35‐109270.58となった。



おおむねプラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。また、欧米株高など海外環境の改善も買い安心感を与えた。ほかに、利下げ期待の高まりなどが引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。





【ロシア】MICEX指数 2611.07 +1.79%

15日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比45.90ポイント高(+1.79%)の2611.07日で引けた。日中の取引レンジは2581.64 - 2611.71となった。



買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。通貨ルーブル安の進行が輸出銘柄の物色手掛かり。また、企業の配当期待なども好感された。外部環境では、欧米株高など外部環境の落ち着きが買い安心感を与えた。



【インド】SENSEX指数 62345.71 +0.51%

15日のインドSENSEX指数は続伸。前日比317.81ポイント高(+0.51%)62345.71、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同84.05ポイント高(+0.46%)の18398.85で取引を終えた。



終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。外国人投資家(FII)の買い継続が指数をサポート。FIIはこの日まで14日連続の買い越しとなった。また、インフレ率の鈍化も利下げ期待を高めた。4月のインフレ率は4.7%となり、18カ月ぶりの低水準を記録。ほかに、2023年度の成長率について、6.5%への達成に自信があるとの政府発言が好感された。



【中国本土】上海総合指数 3310.74 +1.17%

週明け日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比38.38ポイント高(+1.17%)の3310.74ポイントと5日ぶりに反発した。



自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。上海総合指数は前営業日まで4日続落し、本日の前場には一時、約3週ぶりの安値を付けていた。中国経済対策に対する期待感も根強い。今月に入り報告された中国経済指標では、景気鈍化を示唆する内容が相次いでいる。景気持ち直しを後押しするため、中国当局は金融緩和を含む追加支援策を打ち出すとの観測も流れた。16日には、4月の各種経済統計(小売売上高や鉱工業生産など)が公表される。