22日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比47.73ポイント(1.55%)高の3132.43ポイントと4日ぶりに反発した。





中国の政策に対する期待感が改めて意識される流れ。中国商務部は21日、消費促進に向けた各種キャンペーンを実施する方針を打ち出した。中国本土は来週末、中秋節・国慶節の大型連休(9月29日〜10月6日、香港は10月2日休場)に入る。連休中の消費活発化が期待された。そのほか、国営メディアは22日、中国国家市場監督管理総局は、「民営経済発展促進措置」を発表し、民営経済への政策支援を強化する方針を示したと報じている。中国人民銀行(中央銀行)は今週、リバースレポ取引を通じ、厚めの資金を市場に投入していることも好感された。また、外電は22日、外国人投資家のA株保有比率について、上限引き上げを検討している――と報じたことも材料視されている。指数は上げ幅を徐々に広げた。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、消費関連の上げが目立つ。醤油の仏山市海天調味食品(603288/SH)が3.9%高、免税店の中国旅遊集団中免(601888/SH)が3.2%高、自動車の北汽福田汽車(600166/SH)と乳製品の内蒙古伊利実業集団(600887/SH)がそろって2.9%高、酒造の貴州茅台酒(600519/SH)が2.8%高で引けた。





ハイテク株も高い。産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が8.9%、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が5.1%、IC設計の上海韋爾半導体(603501/SH)が4.6%、電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が3.5%ずつ上昇した。





金融株もしっかり。招商銀行(600036/SH)が3.0%高、中国平安保険(601318/SH)が3.8%高、中信証券(600030/SH)が4.1%高で取引を終えた。エネルギー株、不動産株、インフラ関連株、医薬株、素材株なども買われている。





外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.66ポイント(1.59%)高の234.36ポイント、深センB株指数が10.64ポイント(0.96%)高の1119.43ポイントで終了した。



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