7日の香港市場は、主要80銘柄で構成されるハンセン指数が前日比296.43ポイント(1.65%)安の17670.16ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が94.95ポイント(1.54%)安の6087.10ポイントとそろって4日ぶりに反落した。売買代金は896億2900万香港ドルに縮小している(6日は1151億8940万香港ドル)。





売り圧力が意識される流れ。ハンセン指数はこのところ急ピッチに上昇し、足元では10月12日以来の高値水準を回復していた。このところ買い材料視されていた米金利の低下が一服したことも、売りに拍車をかけている。なお、取引時間中に公表された中国の貿易統計は、輸入がプラス成長を回復したものの、輸出は減速が続いた。(亜州リサーチ編集部)





ハンセン指数の構成銘柄では、不動産投資会社の九龍倉置業地産投資(1997/HK)と中国ニット衣料最大手の申洲国際集団HD(2313/HK)がそろって4.9%安、自動車ディーラー中国大手の中升集団HD(881/HK)が4.7%安と下げが目立った。





セクター別では、香港・本土の不動産が安い。上記した九龍倉置業地産投資のほか、

領展房地産投資信託基金(823/HK)が4.1%、恒隆地産(101/HK)が3.8%、旭輝(884/HK)が6.6%、世茂房地産HD(813/HK)が6.3%、中国奥園集団(3883/HK)が5.9%ずつ下落した。





中国金融セクターもさえない。招商銀行(3968/HK)が2.9%安、中国郵政儲蓄銀行(1658/HK)が2.4%安、中国建設銀行(939/HK)が2.2%安、中国平安保険(2318/HK)が3.7%安、中国人寿保険(2628/HK)が3.0%安で引けた。





医薬セクターも売られる。百済神州(6160/HK)と華潤医薬集団(3320/HK)がそろって4.0%安、中国生物製薬(1177/HK)が3.1%安、石薬集団(1093/HK)が2.7%安で取引を終えた。





一方、本土市場は3日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.04%安の3057.27ポイントで取引を終了した。保険株が安い。消費関連株、医薬株、インフラ関連株、運輸株なども売られた。半面、ハイテク株は高い。証券株、エネルギー株、不動産株、銀行株、メディア・娯楽株も買われた。



亜州リサーチ(株)