22日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比24.32ポイント(0.79%)安の3043.61ポイントと続落した。





前日の軟調地合いを継ぐ流れ。新規の取引材料に乏しい中、中国景気の鈍化が改めて意識されている。11月に入り公表された経済指標は、投資や不動産、物価などで低調が目立った。また、足元で買い材料視されていた人民元高が一服。戻り待ちの売りを誘う一因となった。もっとも、下値を叩くような売りは見られない。中国経済対策の期待感が根強いほか、米国金利の低下もプラス材料だ。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、ハイテクの下げが目立つ。産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が2.4%安、フラッシュメモリーの北京兆易創新科技(603986/SH)が2.3%安、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が2.2%安、LED部材トップメーカーの三安光電(600703/SH)が1.7%安で引けた。





消費関連株もさえない。チーズ生産の上海妙可藍多食品科技(600882/SH)が3.4%、自動車の長城汽車(601633/SH)が2.3%、酒造の舎得酒業(600702/SH)が2.0%、免税店の中国旅遊集団中免(601888/SH)が1.9%、雑貨卸売の浙江中国小商品城集団(600415/SH)が1.6%ずつ下落した。素材株、インフラ関連株、医薬株、公益株なども売られている。





半面、通信関連株はしっかり。超訊通信(603322/SH)が4.3%、中国電信(601728/SH)が2.2%、中国移動(600941/SH)が1.6%、中国聯通(600050/SH)が1.1%ずつ上昇した。このほか、メディア・娯楽株も買われている。





外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.23ポイント(0.95%)安の231.39ポイント、深センB株指数が4.63ポイント(0.43%)安の1077.57ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)