24日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比20.88ポイント(0.68%)安の3040.97ポイントと反落した。





投資家の慎重スタンスが強まる流れ。新規の買い材料に乏しい中、人民元高(対米ドル)の一服や、中国経済の先行き不安が改めて懸念された。「影の銀行(シャドーバンキング)」の債務問題が再浮上。民営のノンバンク系資産運用会社で、資金繰り難に直面する中植企業集団有限公司は22日、投資家に対して謝罪文を発表し、一部の商品で実質的な契約不履行が発生したことを明らかにした。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、ハイテク関連の下げが目立つ。スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が4.4%安、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が2.3%安、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が2.2%安、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が2.0%安、LED部材トップメーカーの三安光電(600703/SH)が1.5%安で引けた。





自動車株も安い。長城汽車(601633/SH)が2.4%、安徽江淮汽車集団(600418/SH)が2.3%、北汽福田汽車(600166/SH)が1.9%、広州汽車集団(601238/SH)が1.3%ずつ下落した。





証券株もさえない。方正証券(601901/SH)が4.4%安、中信建投証券(601066/SH)が1.7%安、華泰証券(601688/SH)が1.5%安で取引を終えた。素材株、インフラ関連株、公益株、酒造株、軍事関連株、メディア・娯楽株なども売られている。





外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.53ポイント(0.23%)安の231.95ポイント、深センB株指数が12.27ポイント(1.13%)安の1071.21ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)