23日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比14.64ポイント(0.53%)高の2770.98ポイントと3日ぶりに反発した。





中国当局の株価安定策が期待される流れ。22日の国務院(内閣に相当)常務会議では、資本市場の安定に向け、「より力強く、より有効な措置を実施する必要がある」と指摘されている。また、外電は23日、消息筋情報として、「中国当局が2兆人民元(約41兆6700億円)規模のオフショア資金を投入するもよう」と伝えた。報道によれば、早ければ今週中にも複数措置が打ち出される可能性がある。また、23日の外国為替市場で、対米ドルの人民元高が進んでいることも、資金流出懸念を和らげさせた。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、証券の上げが目立つ。国聯証券(601456/SH)が4.2%高、中信建投証券(601066/SH)が4.0%高、太平洋証券(601099/SH)が3.8%高、中信証券(600030/SH)が3.4%高で引けた。





不動産株もしっかり。格力地産(600185/SH)が3.4%高、信達地産(600657/SH)が2.9%高、金地集団(600383/SH)が2.8%高、新湖中宝(600208/SH)が2.4%高で取引を終えた。





ハイテク株も高い。薄膜コンデンサー中国最大手の廈門法拉電子(600563/SH)が6.6%、インターネット・セキュリティーの三六零安全科技(601360/SH)が4.5%、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が4.4%、フィンテック大手の恒生電子(600570/SH)が3.0%ずつ上昇した。公益株、医薬株、エネルギー株、素材株、自動車株、運輸株、インフラ関連株なども買われている。





半面、酒造株の一角はさえない。恵泉ビール(600573/SH)が3.4%、貴州茅台酒(600519/SH)が1.4%、四川水井坊(600779/SH)が1.2%ずつ下落した。通信株、銀行・保険株の一角も売られている。





外貨建てB株相場は、上海B株指数が6.48ポイント(2.94%)高の227.07ポイント、深センB株指数が6.09ポイント(0.61%)高の999.35ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)