15日の香港市場は、主要82銘柄で構成されるハンセン指数が前日比65.25ポイント(0.41%)高の15944.63ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が24.63ポイント(0.46%)高の5410.94ポイントと続伸した。売買代金は470億1720万香港ドルと低調が続いている(14日は570億6440万香港ドル)。





米長期金利の上昇一服が好感される流れ。シカゴ地区連銀のグールスビー総裁が14日、インフレ減速に楽観的な見方を示す中、このところ上昇が続いていた米10年債利回りは低下に転じている。また、春節(旧正月)に伴う大型連休中の中国本土で、人の移動が活発化し、レジャー消費も活況だと伝わったことも引き続き材料視された。消費低迷からの脱却が期待されている。もっとも、上値は重い。中国不動産デベロッパーの債務問題や、米中関係の悪化が懸念材料としてくすぶっている。中国本土市場は今週いっぱい休場とあって、積極的な売買も手控えられた。(亜州リサーチ編集部)





ハンセン指数の構成銘柄では、中国スポーツ用品大手の李寧(2331/HK)が5.6%高、電子商取引(Eコマース)大手の京東集団(9618/HK)が2.4%高、パソコン(PC)世界最大手の聯想集団(992/HK)が2.2%高と上げが目立った。





セクター別では、消費関連が高い。上記した李寧などのほか、百貨店チェーン中国大手の百盛商業集団(3368/HK)が5.9%、豚肉加工大手の中国雨潤食品集団(1068/HK)が2.9%、テレビ大手の創維集団(751/HK)が2.0%、即席麺・飲料大手の康師傅HD(322/HK)が1.6%ずつ上昇した。





自動車セクターの一角もしっかり。蔚来集団(9866/HK)が3.9%高、中国恒大新能源汽車集団(708/HK)が3.7%高、浙江零ホウ科技(9863/HK)が2.1%高、小鵬汽車(9868/HK)が1.7%高で引けた。





半面、中国不動産セクターは安い。碧桂園HD(2007/HK)が2.9%、万科企業(2202/HK)が1.8%、中国金茂HD(817/HK)が1.6%、雅居楽集団HD(3383/HK)が1.5%ずつ下落した。





他の個別株動向では、バイオ医薬品開発受託会社の薬明生物技術(2269/HK)が1.9%安と続落している(前日は9.2%安)。対外圧力の警戒感が引き続き売り材料。米超党派議員グループは12日、「薬明生物技術などが中国共産党、中国人民解放軍と結託し、米国の安全保障を脅かしている」などとする書簡を関係各所に提出した。



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