春節(旧正月)連休明け19日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前営業日比44.64ポイント(1.56%)高の2910.54ポイントと4日続伸した。1月5日以来、約1カ月半ぶりの高値水準を終値で回復している。





中国の景気支援スタンスを支えに、投資家心理が上向く流れ。あす20日公表予定の実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRが4.20→4.10%に引き下げられると予想されている。低迷する国内消費の持ち直しも期待された。連休中の中国では、レジャー消費や人の移動が活発化している。朝方は上値の重い場面がみられたものの、指数は中盤から上げ幅を広げた。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、石油・石炭などエネルギー関連の上げが目立つ。中国海洋石油(600938/SH)が7.7%高、中国石油化工(600028/SH)が4.8%高、中国神華能源(601088/SH)が4.6%高、中国石油天然気(601857/SH)が4.5%高で引けた。





銀行株も高い。中国銀行(601988/SH)が4.6%、交通銀行(601328/SH)が4.0%、中国農業銀行(601288/SH)が3.0%、中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)が2.3%、中国工商銀行(601398/SH)が2.1%ずつ上昇した。メディア・娯楽株、運輸株、公益株、インフラ関連株、素材株なども買われている。





半面、医薬株は安い。無錫薬明康徳新薬開発(603259/SH)が5.8%、康縁薬業(600557/SH)が2.7%、亜宝薬業(600351/SH)が2.4%、健民薬業集団(600976/SH)が1.9%ずつ下落した。不動産株、証券株、自動車株、軍事関連株、食品・酒造株の一角も売られている。





外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.87ポイント(0.35%)高の250.25ポイント、深センB株指数が14.71ポイント(1.45%)高の1031.43ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)