28日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比57.63ポイント(1.91%)安の2957.85ポイントと反落した。





売り圧力が強まる流れ。上海総合指数は今月初旬から上昇基調を継続し、前日は昨年12月4日以来、約3カ月ぶりの高値水準を回復した。指標発表も気がかり。国では週末3月1日、官民が今年2月の製造業PMIを発表する予定だ。国家統計局によるPMIは前月の49.2→49.0、民間による財新PMIは50.8→50.6に低下する見込み。景気懸念がくすぶっている。中国経済対策の期待感や当局の相場支援スタンスなどを支えに指数はプラス圏で推移する場面がみられたものの、上値は重く、引けにかけて下げ幅を広げた。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、ハイテクが安い。産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)とフラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)がそろって5.8%、LED部材トップメーカーの三安光電(600703/SH)が4.6%、インターネット・セキュリティーの三六零安全科技(601360/SH)が4.3%ずつ下落した。





消費関連株も下げが目立つ。自動車の安徽江淮汽車集団(600418/SH)がストップ(10.0%)安、スーパーの三江購物(601116/SH)が7.6%安、家電の四川長虹電器(600839/SH)が6.8%安、ホテルの金陵飯店(601007/SH))が6.3%安、家庭用品の喜臨門家具(603008/SH)が3.6%安、酒造の青島ビール(600600/SH)が2.6%安で引けた。





不動産株もさえない。万業企業(600641/SH)が4.2%安、格力地産(600185/SH)が3.2%安、緑地HD(600606/SH)と新城控股集団(601155/SH)がそろって2.7%安で引けた。医薬株、インフラ関連株、素材株、エネルギー株、メディア・娯楽株、運輸株なども売られている。





半面、代替肉関連の銘柄群は急騰。索宝蛋白(603231/SH)と双塔食品(002481/SZ)が寄り付きからストップ高(10.0%)に張り付いている。嘉華生物科技(603182/SH)は3.1%上昇した(一時ストップ高)。米代替肉大手ビヨンド・ミートの決算上振れが刺激材料となっている。そのほか、発電株、銀行株の一角も買われた。





一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が4.01ポイント(1.53%)安の258.51ポイント、深センB株指数が4.31ポイント(0.40%)安の1065.51ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)