2日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比2.42ポイント(0.08%)安の3074.96ポイントと4日ぶりに反落した。





利食い売りが優勢となる流れ。上海総合指数は前日まで3日続伸し、足元では約2週ぶりの高値水準を回復していた。米中関係の悪化懸念もくすぶる。米国はこのところ、半導体などを中心に対中圧力を強め、中国側も対抗措置を打ち出すなど、両国の応酬に歯止めがかからない状況だ。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。官民で公表された3月の製造業PMIが上向く中、中国経済の持ち直しも期待されている。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、ハイテク関連が安い。電子書籍プラットフォームの掌閲科技(603533/SH)が8.0%、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が3.6%、IC設計の上海韋爾半導体(603501/SH)が3.1%、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が2.8%、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が1.8%ずつ下落した。





医薬株もさえない。人福医薬集団(600079/SH)が4.0%安、北京同仁堂(600085/SH)が2.3%安、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が1.9%安、薬明康徳(603259/SH)が1.6%安で引けた。消費関連株、不動産株、軍事関連株なども売られている。





半面、石油・石炭株はしっかり。中国海洋石油(600938/SH)が2.8%高、中国石油天然気(601857/SH)が2.3%高、陝西煤業(601225/SH)が2.1%高、中国石油化工(600028/SH)と中国神華能源(601088/SH)がそろって1.7%高で取引を終えた。銀行株、公益株、海運株、素材株も買われている。





外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.74ポイント(0.29%)高の256.31ポイント、深センB株指数が2.63ポイント(0.24%)高の1095.22ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)