9日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比1.49ポイント(0.05%)高の3048.54ポイントと4日ぶりに小反発した。





買い戻しが優勢となる流れ。前日までの3日続落を受け、ひとまず反発している。中国の景気持ち直しが期待されているほか、当局の消費刺激や産業支援、株価対策などに対する期待感も支えだ。ただ、上値は重い。米長期債利回りの上昇が嫌気されたほか、週内に公表される中国の物価や貿易の指標も気がかり材料だ。指数は安く推移する場面もみられている。(亜州リサーチ編集部)





業種別では、医薬の上げが目立つ。康縁薬業(600557/SH)が3.2%高、上海復星医薬集団(600196/SH)が2.5%高、北京同仁堂(600085/SH)が1.9%高、薬明康徳(603259/SH)が1.8%高で取引を終えた。





ハイテク株も高い。透明導電膜(ITO膜)ガラスメーカーの凱盛科技(600552/SH)が5.0%、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が4.1%、半導体材料の有研新材(600206/SH)が3.6%、インターネット・セキュリティーの三六零安全科技(601360/SH)が2.2%、LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が2.1%ずつ上昇した。





不動産株もしっかり。臥龍地産(600173/SH)が3.6%高、信達地産(600657/SH)が3.1%高、京能置業(600791/SH)が2.2%高、華麗家族(600503/SH)が1.8%高と値を上げた。自動車株、証券株なども買われている。





半面、エネルギー株はさえない。中国石油化工(600028/SH)が2.8%安、中国海洋石油(600938/SH)が2.2%安、中国石油天然気(601857/SH)が1.5%安で引けた。そのほか、タンカーの中遠海運能源運輸(600026/SH)が5.2%安と値を下げている。銀行株、公益株、産金株、非鉄株も売られた。





外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.32ポイント(1.30%)高の258.13ポイント、深センB株指数が1.46ポイント(0.13%)安の1084.71ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)