週明け22日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比20.67ポイント(0.67%)安の3044.60ポイントと続落した。





米中対立の悪化懸念が重しとなる流れ。「米政府からの圧力を受け、メキシコ政府が中国の自動車メーカーに対する補助金の支給を停止したもよう」と伝わる中、中国商務部は19日、米国から輸入する一部化学品にダンピング課税すると表明した。通商問題を巡り、米中は制裁の応酬を続けている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中東地域の地政学リスクが薄らいだほか、中国当局の経済対策や市場支援策に対する期待感が支えだ。





寄り付き前に発表された実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、予想通り銀行貸出の指標となる1年物LPRは現行の3.45%、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRは3.95%に据え置かれた。(亜州リサーチ編集部)





エネルギー株が下げを主導。中国中煤能源(601898/SH)が5.4%安、中国海洋石油(600938/SH)が4.7%安、中国神華能源(601088/SH)が3.8%安、中国石油天然気(601857/SH)が2.7%安、中国石油化工(600028/SH)が2.5%安で引けた。





自動車株も安い。長城汽車(601633/SH)が4.9%、東風汽車(600006/SH)が3.8%、安徽江淮汽車集団(600418/SH)が3.5%、北汽福田汽車(600166/SH)が2.6%、広州汽車集団(601238/SH)が1.8%ずつ下落した。複数メーカーが値下げ販売に打って出る中、販売競争の激化が懸念されている。このほか素材株、公益株、不動産株、銀行株なども売られた。





半面、酒造・食品株はしっかり。青島ビール(600600/SH)が2.7%、山西杏花村フェン酒(600809/SH)が2.0%、貴州茅台酒(600519/SH)が1.7%、仏山市海天調味食品(603288/SH)が2.2%、桃李面包(603866/SH)が1.6%ずつ上昇した。医薬株、空運株、軍事関連株、保険・証券株、半導体株の一角も買われている。





外貨建てB株相場は、上海B株指数が5.77ポイント(2.29%)安の246.34ポイント、深センB株指数が1.02ポイント(0.10%)高の1066.45ポイントで終了した。



亜州リサーチ(株)